電車に乗っていると大学生らしき二人組が、インスタの写真桜ばっかりで飽きたという話で盛り上がっていました。
春と言えば桜。
インスタ映えする被写体としては申し分ないが母数が多くなるのでタイムラインが桜で溢れるのは仕方ないよね、なんて心のなかで同情していると、電車から桜が見えた途端例の大学生はきゃっきゃっ喜び出して、やっぱり桜は良いよねなんて言い出す始末。
さっき飽きたって言うてたやんけー!っと心の中でひっそりとツッコミ。
女心は分かりませんね。
写真と生は違う。
日本人は昔から桜が好きなんです。
根性桜を愛でる
根性桜が見れると聞いて阪急仁川駅にやってきました。
阪急仁川駅の山側にある改札を出て仁川沿いを少し上がったところに根性桜が咲いています。
何年も前から根性系は多く取り上げられ特に大根に関してはニュースではよく取り上げられています。
アスファルトに咲く花のようにと岡本真夜も歌にするぐらい困難な場所に咲く花は美しい。
美しくも儚い、もう駄目だというところから踏ん張り耐える姿に現代の疲れた日本人は、自分の姿に重ね合わせ自分も頑張ろうと思うのでしょう。
すぐ近くまでアスファルトが迫っていますが、しっかりと根を張り、太陽に向かって伸びる桜は美しい、いや、むしろかっこいい。
申し分程度に作られたポール2本がまた哀愁漂います。
もっとしっかりと囲って上げて!!
場所
住所 | 兵庫県西宮市仁川町5丁目の川沿い |
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所要時間 | 阪急仁川駅から徒歩10分 |
備考 | 一方通行の道ですが、道幅が狭く交通量が多いのでご注意ください。 |
がんばれ!根性桜!
来年また会おう。